ゴールデンカムイ297話「五稜郭脱出」【本誌ネタバレあり感想】直接対決へ

ゴールデンカムイ 最新話ネタバレ感想 エンタメ
スポンサーリンク

ゴールデンカムイ最新話297話を読みました。
昨日公式が谷垣のわき見せ抱き枕を出してキャッキャしたけど本誌はいそがしいなぁ。

ゴールデンカムイ最新話はヤンジャンの無料アプリヤンジャン!で発売日の0時からすぐに読むことができます。毎日ゴールドを貯めれば基本的に無料。また、待てない場合でも一話60ゴールド(60円)で読めます。

ネットに転がっている転載漫画を読むよりは、公式にお金を落としましょう(読者には無料でも、動画再生広告などでちゃんと公式に利益が出る仕組みです)。

\無料アプリをダウンロード/

ヤンジャン!アプリで読む

前回の感想はこちら↓

スポンサーリンク

逃げる白石


ゴールデンカムイ 27 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

今回あちこち視点が変わるし動くしで大変です。

北口ではソフィアたちが戦っています。ソフィアが攻撃されれば部下たちが迷いなく立ちふさがってソフィアを守り、ソフィアは死んだ部下の下から這い出て振り向きもせず戦うの、潔くて強くて、ソフィアが背負うものの重さを感じますね。

五稜郭の外では無関係な人たちが「何が起こってんだ」とびくびくしながら眺めているのですが、その前を颯爽と走り抜けていく永倉おじいちゃんがまたかっこいい。結局ひとり戻ってきたけど、門倉&キラウシはどうしたんでしょうね……。

一方、先週逃げると決めた白石とアシリパさんは、もともと逃げるときになったら杉元に合図を出すと示し合わせていたみたいで、馬小屋を燃やしたのがそれ。軍服来て馬で走る白石って新鮮ですねえ。

でもかっこよく飛び出したはいいものの、鯉登ショーイにはすぐ「シライシだ」とばれちゃう。「オイお前白石だろッ」の亜種か。脱獄王でも今回ばかりは難しかったねえ……。そもそも合図を出したのが注目されすぎてよくなかったのだと思うが、どうだ。

スポンサーリンク

動揺

橋には白石、鯉登少尉、永倉さん。そのちょっと先の塀には白石を待つアシリパさんと鶴見中尉。

白石はともかく、永倉さんvs鯉登少尉はすごい戦いになりそうですね。現実に新撰組最強と言われた永倉新八と、薬丸自顕流(示現流の分派)の使い手の鯉登少尉。新撰組は示現流を恐れたという話がありますよね。

おじいちゃんに死んでほしくないんですけど、当然ながらここで鯉登少尉に死なれても困るんですよ。鯉登少尉は月島軍曹をどうにかするという仕事があるので……。

新撰組と薩摩バチバチというのは長州ほどのイメージはないですが、そうか鳥羽伏見。永倉さんは決死隊を募って、もう時代は刀から銃に変わったというのに刀ひとつで飛び込んでいったという話ですね。

こっちも気になるけれど、アシリパさんをロックオンした鶴見中尉が怖い。見通しのいい塀では隠れる場所もなく、アシリパさんは泳げないし、どうするんだ。

ところで、こんなせわしない中でアシリパさんがトニアンジを見つけるシーンがあります。「これではいつまでたってもお前の人生は闇から抜け出せない」と言った人こそアシリパさんです。ほかの誰でもないアシリパさんが見つけたことには意味があるんだろうなあ。

トニアンジが最後暗闇から抜け出したのは本人しか知らないことで、アシリパさんは死んだトニを見てドロドロに溶けてしまうほど(マジで溶けてる)衝撃を受けてしまいます。ここは冒頭のソフィアのシーンと対になっていて、アシリパさんの動揺はより強調されている気がします。

房太郎が死に、そして今度はトニアンジが死に、アシリパさんは輪郭を保っていられないほどショックを受け、直後鶴見中尉とやりあうって、いよいよ覚悟決めるときという感じがしてドキドキする。

何人もの仲間の死を見てそれでも人を殺さずにいるか、それともついに自分の手を汚す覚悟を決めるか。ソフィアと同じように、アシリパさんが背負うものもとても重い。

エンタメ
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
しゃかりきをフォローする

コメント

  1. まえがみ猫 より:

    こんにちは、お邪魔いたします、アワアワしております。
    トニの静謐な最期、二階堂のサイコファンキーな最期(ホラー映画で縦真っ二つまでは見たことあるけど、その先って!)土方スギモト夢の共闘ときて、今回のクリフハンガー…!鶴見中尉やっぱ怖…(ベタ影の圧)
    永倉おじいちゃんも今度こそはヤバい気が、でも史実では畳の上で往生なさってるんですよね。まぁ、土方さんが生きてる時点でとっくに歴史改変されてるのですが。
    この後の「役目」(ミッション?)の数でいったらやはり鯉登くんのほうが多い、とは思いつつ、邪魔が入って引き分け、とかならないかと…
    トニと二階堂のラストを見て、野田先生は登場人物それぞれにふさわしい結末、花道(演出)を準備してるんだなと思いました。ので刮目して待つ、しか無い(アワアワして毎回同じ結論)
    それと、見晴らしのよい場所に出て、撃っちゃれ狙撃手コンビがそろそろ出番でしょうか。怖ワクワクです  乱文、失礼いたしました!

    • しゃかりき より:

      またコメントいただきありがとうございます。

      トニ→光
      二階堂→片割れとの再会
      家永→求め続けた母になった(インカラマッを助けることで間接的に生を与えた)

      というように、キャラクターの渇望するものが満たされる最期が描かれることが多いので、確かに永倉さんの死も気になるところですよね。土方さんに関してはある程度想像する余地がありますが、史実では戦場で死んでいない永倉新八がどういう最期を迎えるか、なかなか想像できません。

      まあ予想したところで、それを超えるものになるのは違いないですから、座して待ちます……