ゴールデンカムイ最新話274話を読みました。
土方陣営と合流したアシリパさんたちは、暗号の答え合わせへ。
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前回の感想はこちら↓
本物と偽物の見分け方法
ゴールデンカムイ 25 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
何か月一緒に過ごしたかもう忘れてしまいましたが、杉元たちはやっと宣伝車から降りました。息絶えた房太郎をそのまま乗せて。
ここでも死者を最後に見送るのは白石なんですよね。
アシリパさんは突如、アットゥシ(シは小文字)づくりの名人の女の話をします。その女の染色には「こだわり」があって、誰も真似できないような見事な赤に糸を染め上げるのだといいます。でも、その「こだわり」をもって染められたアットゥシは、雨に濡れ鉄に触れると変色するという難点があった。
アシリパさんは、ビール工場内で門倉が持っていた刺青人皮がぶちまけられ窯に触れたとき、江渡貝くんの偽物が変色するのをしっかり見ていたようです。そしてアットゥシの女のことを思い出した。
皮をなめすには複数の方法があり、一般的にはミョウバンが使われるものの、贋作を作った剥製屋(江渡貝くん)には「こだわり」があったんじゃないか。これは偽札づくりをしていた熊岸が指摘していたことです。
江渡貝くんに果たして熊岸のいうような「真作を凌駕する」という思いがあったかどうかはわかりませんが、タンニンなめしを採用したのは依頼主である鶴見中尉が本物と偽物を判別できるようにする、というのがあったでしょうし、なんとも言えません。
ただ、アシリパさんは女のこだわりは「裏を返せば繊細すぎる」と評していましたが、それはそのとおりですね。江渡貝くんのこだわりは鶴見中尉にとって便利なものではあったけど、その方法が敵方に知られてしまっては元も子もないわけで。今やそれは「本当に正しいのか」と不安に思っていたアシリパさんの答えを裏付ける一材料になってしまったわけですから。
こうしてアシリパさんは本物・偽物を分けることに成功し、暗号の鍵が「ホロケウオシコニ」であることに確信を持ちました。
(ここでアシリパさんが暗号の鍵を思い出すに至った手柄がキロランケだとつぶやく白石……そうやって思い出してくれるのお前だけだよ)
ここでアシリパ&土方組が一歩前進したのはいいものの、鶴見中尉も鍵を知っているし、向こうも多くの人皮を持っているので、悠長にしてはいられません。鶴見中尉の先を行くには、房太郎が残した情報を頼るほかありません。
ウイルクが金塊をもって逃亡し、監獄に入るまでの間、そう遠くまで運べはしないはず、という推測から、杉元たちもかねてより調べていた「アイヌが最初に金塊を隠した場所」。
一行はそこへ向かいます。
ノラ坊の過去
遅れていた門倉・キラウシも合流し、一向は列車に乗り込んで引き続き暗号解読に勤しみます(一等車の嫌味な男性を不当に追い出して)。
ここでなんと、白石の「特等席だ」という言葉がノラ坊と菊田さんの過去につながります……!やっと!
特等席でうとうと舟をこぐ杉元の過去。(それはそうと列車で寝られると無限列車思い出すのでやめて)
思わず悲鳴が出たんですが、杉元は勇作さんともつながりがあるの???????
ここで杉元の過去編で勇作さんの名前が出るって誰が予想したでしょうね。
こうなってくると杉元と尾形の因縁も運命的なものを感じます。
勇作さんの死に菊田さんが関わっていてその話だけ聞いたのか、それとも杉元も関わっているのか。勇作さんを亡きものに~(あるいは懐柔)な計画が、尾形だけでなく菊田さん方面でも進められていた可能性はありますよね。
菊田さん、地獄行き特等席になるようなことを勇作さんにしたのですか。
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