ゴールデンカムイ256話「篤四郎さんの一番」【本誌ネタバレ感想】小指は愛?

ゴールデンカムイ 最新話ネタバレ感想 漫画
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ゴールデンカムイ最新話256話を読みました。

いやああ、危ないなあと思ったけど、もっと粘ると思ったけど……

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葬式でどんな顔をするのか


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不意打ちで尾形に撃たれた宇佐美は階段を転げ落ちながら逃げますが、ターゲットを定めた尾形は逃がしません。

「安いコマかどうかそんなに不安なら」。尾形は「安いコマ」呼ばわりに宇佐美があれほどブチ切れた理由がよくわかってますね。結局子ども時代の劣等感がいまだにあって、自分が相手を思うほど相手は自分を気にかけてはいないのでは、という思いがあるんでしょうね。

「お前の葬式で鶴見中尉がどんな顔をするのか見たらいい」

野田サトル「ゴールデンカムイ」256話/集英社より

と尾形は言う。

お前の人間の感情確認方法はそれしかないのかい。

父の訪れを待つ母のために、母を殺してみた。さすがに葬式には来るだろうと(来なかったけど)。今度は、「俺にも祝福された道があったのか」知りたくて弟を殺してみた(祝福された道はなかった)。

そんな、一回こっきりの後がない実験繰り返してないで会話しろ。

「見たらいい」と言うけど、死んだら見れませんからね。誰もが勇作さんみたいに現れるわけじゃないですからね。と言いつつ、尾形自身ちょっと鶴見中尉がどんな反応するか気になるんでは。

尾形は馬で逃げて鶴見中尉に報告しに行く宇佐美に狙いを定めるのですが、この時ちょうど杉元の「何のために生きるか」のタイミングで、窓の向こうに杉元を発見しちゃうんですよね。「誰から生まれたかよりも~」発言の後に場面が切り替わって尾形が登場するの、尾形に言ってるかのようでいい。

たぶん尾形は杉元を撃つか宇佐美を撃つか一瞬悩んで、宇佐美が建物の影に消える間際、杉元を通さず杉元が消えたところで、窓から宇佐美を撃っています(たぶん)。宇佐美を捨てて杉元を撃つこともできたのに。わざわざ外で撃てるチャンスを捨てて二枚の窓を隔てて宇佐美を撃つか……。

「お前の死が狙撃手の俺を完成させた」

野田サトル「ゴールデンカムイ」256話/集英社より

撃った尾形は右目の包帯を取ってこう言うんですけど、ちょっと意味がわかりにくい。

これは両目がそろっていた時よりも、という意味?右目が利き目だったけど、失った右目のかわりに左目で練習し、とうとう鳥ではなく人間をやったぜ、完成だ、ということ?

両目で何不自由なかった時期に勇作さんを撃った時はどう思ったんでしょうね。

しかしこれは尾形がそう思いたいだけでは?宇佐美を撃てても、その後はどうか。あの時アシリパさんを撃てなかったのに、また撃てる?撃てなかったとしたら、その時尾形のアイデンティティは失われるんではない?

ところで、尾形さん右目に義眼入れたんですね。瞼に傷とか一切なく、眼もきれいにえぐり取られたんだろうな……杉元のじゅうううがきいてるのかしら……。しかし尾形って元が義眼みたいな目してるからわからんよ……百鬼丸かよ、百之助だけに。

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ピエタ

鶴見中尉に会いに行った宇佐美は、撃たれた瞬間抱きかかえられ、半分は目的を果たします。カドクラが持ってた写しを渡すことはできました。が、背中に何があったのか、それは伝えることができませんでした。門倉部長の秘密は彼だけが知っている(土方さんとかは知ってんだろうけど)。

菩薩のような、聖母のような慈愛のまなざしをもって相対する鶴見中尉は、血塗れの宇佐美の右手小指に吸い付き、噛みちぎります。(多分食べた?)

「これで私たちは一緒らすけ」「私の中で一番の友として生き続けんだれ」

野田サトル「ゴールデンカムイ」256話/集英社より

とこのようなことを言っているので、多分食べた。

私まだ23巻加筆についてまとめていないんですが、宇佐美過去編は本誌と違って方言監修がついて、訛ってるんですよね。宇佐美も篤四郎さんも。本誌時点では監修が間に合わなかったのか何なのか、前も薩摩弁が本誌と単行本では違ってたり、ロシア語もそうだったりするので時間の問題なのでしょうが、23巻が出た後この256話でよかったなあ……。

「安いコマ」と言うけれど、篤四郎さんと時重くんはあの聖地の思い出でつながっているし、訛りはふたりだけのシグナルというかね……。月島さんとこ(佐渡)とはまたちょっと違うし。

篤四郎さんの行動に、うれしくてイッちゃうと言う宇佐美、めちゃくちゃいい微笑み。

これで君もカケトモ……。

冗談はさておき、宇佐美はおそらく知らないだろうけども、鶴見中尉にとって小指って、ものすごく大事なものなんだと思うのですよ。いつからそうなのかは知らないけど、死んだ妻子の小指の骨は今も大事にしている。あれが一種の愛情表現なのだとしたら、時重くん君は愛されてるよ。

人差し指を食いちぎられた和田大尉のことは知りませんよ。人差し指は愛じゃないのかもしれないが、一欠けらの情くらいはあったのかもしれないしなかったのかもしれない。

さて、事切れた宇佐美を抱きかかえる鶴見中尉のコマですが、今回はこれピエタがモチーフですね。磔にされ死んだイエスを抱く聖母マリアの像。鶴見中尉は最初から最後までマリアなんですよね……。鶴見中尉が「母」であること、これ今後どう響いてくるんでしょう。

先週処女懐胎の話をして今回ピエタとくるとなんかいらんこと考えてしまうなあ。鶴見中尉がある意味皆の母であるということ、つまりこの人こそ孕んでこそいないけれど、性交せず聖母になった人じゃないですか。

鶴見中尉がたらし込んだ中ではエドガイくんに次ぐ死です。別にあれはピエタモチーフではなかったけど、まあ似たようなもんですよね。

一方、火事場ではしゃぐウエジくん。消防の梯子をうばって高いとこにのぼって、何か始めそうです。

コメント

  1. 尾形一之助 より:

    和田大尉wwwすっかり存在を忘れてました。