ゴールデンカムイ最新話301話を読みました。
今日は鯉登音之進くんのお誕生日ですね。おめでたい。
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前回の感想はこちら↓
牛山様つよい
ゴールデンカムイ 28 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
先週チンポ先生いるから安心だ~と呑気に構えていたら、今週誰も何もできないうちに牛山無双で笑いました。まあ、それで補えない部分はかなり大事が起こっているんですけど。
「ちぎっては投げちぎっては投げ」ってまさにこんな感じだろうなという。これでモンスターハウスの追い七師団は放っておいても安心です。
次回はどうやらチンポ先生の過去回みたい。やっとですよ。牛山様にもとんでもない過去があったりするんだろうか……。
追いつく鶴見中尉
それよりも心配なのは谷垣です。モンスターハウスから出ようとしたところを、汽車のつなぎ部分で背後から撃たれ走る汽車から叩き落される。撃たれたのは脇腹?腰?あるいは尻あたり。無事でいてほしいですね……。ていうか人の親になったばかりなのに死なれてはあまりにも残酷ですよ。悲しい別れをする親子ばかりの中で希望なんだから。
撃たれながらも瞬時に判断して戸を閉める谷垣、なんてかっこいい。ただの子熊ちゃんじゃない。
ただソワソワ谷垣の心配していられないのがこの漫画ですよ。牛山に投げられに左右の車窓から飛び出す兵士たちには笑ってしまう。
アシリパさんはまた守られ、またひとり死なせるかもしれないという思いに耐え切れないかのように溶ける。アシリパさんがこんなふうな描き方されるようになったのって、鶴見中尉に「父親の罪を償うのはお前」的なことを言われてからなんですよね。最初はイポプテと房太郎だった。まあそれ以前に亡くなった仲間といえばキロランケくらいなのですが、こんなにすべてを自分のせいかのようにとらえる感じではなかった。鶴見中尉がかけた呪いですよ。罪のない子になんてことを。
直後、チンポ先生が「お嬢!!見てろ この牛山辰馬を神話に加えなよ」と言うのですが、チンポ先生が「お嬢」と呼ぶだけでなんか勇気づけられる気がします。
過去編はともかく、この汽車では牛山様圧倒的すぎて追い七師団はまったく役に立たないだろうし、牛山・杉元・土方と鶴見・月島では前者に軍配が上がりそうですけどね。まあ権利書をもぎ取られればそこまでなので、結局は権利書のありかが重要なんですけど。
次回は牛山過去編なのでしょうが、尾形と鯉登少尉の邂逅も気になるし、狙われる矢筒も気になる。あの慌て方を見ると本当に矢筒に入ってる……?よくわかりません。
でも、もし本当に権利書が矢筒に入っているかのように見せかけているのだとして、それも妙なんですよね。わざわざアシリパさんを危険にさらすようなことするだろうか?アイヌの未来を背負っているとかいう以前に、子どもですよ。それは本当に入っているのだとしても同じことが言えるのですが。
コメント
こんにちは。
またまたお邪魔しにやってきました。
谷垣は生きていてほしい。土方さんを追ってくるであろう、永倉さんと夏太郎に救出され、北海道でアイヌの夫・父として、アイヌと和人の仲立ちをする人として、生き延びてほしいです。
野田サトル先生が何かのインタビューで「ゴールデンカムイは子供ができて運命が変わった人を描いている」という趣旨の発言をしていました。鶴見中尉=理不尽に妻と子を喪ったことで人格破綻をきたし、過去の憎しみに囚われて破滅に突き進む人、ウイルク=北海道で父親になったことで、より現実的に少数民族の未来を見据え始め、我が子にその先の未来を託した人なのでしょう。
鶴見中尉の過去には同情しますが・・・ウイルクを恨むようになった事件の時に生まれてもいなかったアシリパに「父親の罪をお前が償え」と言うこと自体、おかしいのですよ。40過ぎた大人の男が、10代初めの子に言う言葉ではないでしょう。
権利書の中身は、やはりキラウシが持っているのでは?避難所という名前が怪し過ぎです。土方さんや杉元が、永倉さんが一足先に五稜郭を出た後に、キラウシに中身を持たせて五稜郭を脱出させたとしたら?永倉さんはキラウシが持っていると知らないので、「お前たちの役目は終わった、五稜郭に戻らなくて良い」と言ったことに繋がるかも。
とはいえ、なんだかんだで最後まで生き残ると思っていた二階堂が死んだ時点で、私の予想は外れまくり。どんな結末が待っているのでしょうか・・・。
いつもコメントありがとうございます。
野田先生そんなことをおっしゃってたんですね。
子供ができて運命が変わった人がいる一方で、親の愛に救われたり狂わされたりする人がいるのも重要ですよね。
権利書、ほんとにキラウシが持ってたらこれほど安心することはないんですけど……そうだったらいいですよね。