先週に引き続き、キロランケのターンでした。
前回、このままキロランケの役目が終わってしまうはずはないと思っていました。が、終わりだったようです……。
スチェンカとかバーニャとかバーニャとかバーニャとかで頭の整理がつきませんが。
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前回の感想はこちら↓
何から言っていいかわからない。けど、この人はやっぱり悪人ではないし、強い意志をもって行動していたんだなあと、今更ながら思います。
はあ……
やっぱり首をやられていた
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前回、キロランケと鯉登少尉との死闘で、構図的にどこがやられたのか見えなくて、やばいなあやばいなあと思いつつ一縷の望みをそこに託していたんですが、やっぱり首だった。
首もそうだけど、鯉登少尉にマキリを引き抜かれたところがデカかったようですね。出血多量。それでも反撃する力があるんだからすごい。鯉登少尉、後から追ってきた月島軍曹、ゲンジロの3人がかりですよ。
鯉登少尉自身も随分やられて手負いなのに、助けに来たふたりに任せず「手出し無用」「私が仕留める」ってのがね……!上官っぷりを発揮してきた。いいよお……。
キロちゃんもこのまま黙って終わるつもりもなく、手投げ弾的なやつをぶん投げるんですけど、これがいともたやすく鯉登少尉にぶった切られてしまいます。無念。
過ごした時間の長さ
月島軍曹が谷垣に「撃て」と命じたところで、アシリパさん到着。走って走って合流。
アシリパさんには、確認しなければならないことがありましたよね。尾形から聞いたあの話。キロランケがアチャをやったのかどうか。
アシリパさんはこれを何としてでも聞きださなければならないから、「待て」「撃つな」と頼むのですが、月島軍曹は「そいつは手負いの猛獣だ!!」と銃を下ろすつもりがない。そりゃ、手負いのキロランケにここまでやられてしまったら、一瞬の隙でも与えたくないと思っちゃうよなあ。
ここで尾形を背負った杉元と白石も合流するんですが、白石の「…キロちゃん」で涙腺崩壊です……。
ここで本気でキロランケが死にゆくの様子を案じているのはアシリパさんと白石だけなんじゃないでしょうか。杉元はキロランケがやったことをすべて知っているし、許すつもりは毛頭ないでしょう。心配する白石の横で光のない目でただ見てるし。
ここのコマは杉元と白石が対照的だなあと思う。
白石はキロランケと過ごしてきた時間が長い。杉元と約束したから、怪しげな尾形とキロランケからアシリパさんを守らなければいけないから。そういう思いは強かったでしょう。あの日、網走監獄でキロランケのマキリがないのに気づいていたし。でもキロちゃんが根っからの悪人ではないと思ってる。そういう複雑な気持ちが入り混じった表情なんだろうな、と思うともうしんどい。
この場で一番キロランケの心配してるのは白石だよ、絶対。
キロランケの役目
前回から続くテーマですね。キロランケが生きるか死ぬか。「天から役目なしに降ろされた物はひとつもない。」役目が終わったらそこで終わりってのも変な話ですけど、終わりだったんですね。非情だなあ……。
アシリパさんは、アチャが教えてくれたことだと思い出した、と伝えます。全部思い出したから、と。
これにキロランケびっくり。えええ……どうやら気づいてたの尾形だけだったみたいですね。でもこれでキロランケは一安心。急に安らかな顔をし出して。
ここから走馬燈ですよ……。
「この旅は無駄ではなかった」。
アシリパさんの口からそれを聞けただけでも良かったんでしょうか。
家族を「捨てた」と言ったけど
この走馬燈もまた、フレップ、ソリ、スチェンカ、バーニャ……追ってきた杉元たちが通ってきたものにやっぱり触れているのがわかってひと笑い。スチェンカとバーニャに関してはね、いろいろ言いたいんですよ!!!言いますね!
スチェンカ弱いな!!!?これに関してはね、先遣隊に軍配が上がります(笑)白石は言うまでもなく、尾形も虫の息だし、頼りのはずのキロランケもぶん殴られてるし(笑)
で、バーニャ!
キロランケのモノローグ「いや結構無駄なことしたな」じゃないわここで笑わせんな。
大事なのはそこじゃないんですよ。笑ったけど。ほんと野田先生一話にひと笑いふた笑いぶち込んできますよね。
キロランケの回想には、アシリパ、エノノカ、その他旅で会っただろう子どもたち、宿を借りたあのアンマーんとこの赤ちゃん、そして自分たちのせいで失われた長谷川さん(鶴見中尉)の赤ちゃん、オソマ、そして自分の妻と子ども。
なんと子どもの多いことか……。
キロランケは、家族を捨てたなんて言いつつ全然捨ててないじゃないですか。あれだけ出会ってきた子どもたちを思い出すって、その回数だけ置いてきた奥さんと子どものことを思い出してたんでしょ?全然捨ててないじゃん。泣かせる……
最後に発した言葉は
ここまで思い出したところで悔いがないなーと思ったのか、キロランケは「あとは頼んだぞアシリパ…!!」「「俺たち」のために…ソフィアと…」。まあ実際やることは山積みだろうから、後はソフィアと一緒に頼んだぞ、と託します。
とそこで思い出すのが、若いころの旅の最中でしょうか。
先をゆくソフィアとウイルク。それを後ろから眺めるキロランケ。ソフィアさんはほほを染めつつウイルクと何か話している。そうだろうなあと思ってたけど、好きだったんですねえ。ソフィアさんのことが。
ここで最後に口にするのがソフィアさんの名前。
どういうことなんだろう。ウイルクの最期について伝えなきゃと思ったのか、また別のことか。でもわかりません。アシリパさんも「アチャを殺したというのは本当か?」と最後に尋ねますが、もう次のページではこと切れていた。
アシリパさんもね、聞くまでもなくわかってるんだと思うんですけど、やっぱりそんなはずないという思いがあったのかなあ。それとも本人の口からどういう意図があったのかを聞きたかったのか。
もう後の祭りです。
「明日のために」
190話のタイトルです。
「明日」というのは、未来という意味もあるけどやっぱりアシリパさんのこともあるでしょう。キロランケ本人がアシリパのため、と思っているというわけではなくて、前回からのキーワードでもある「役目」のこと。キロランケに与えられた役目のことです。
これが結局は、アシリパさんをここへ導き、思い出させることだったということ。
キロランケ自身はパルチザンだし、革命とか少数民族の生きる道とか、そういう大きなところに「明日」があったのかもしれないけれど、それを見ることなくここで終わったということは、キロランケに与えられた役目とはもっと小さな「明日」だったということなのか。
アシリパさんを導いたこと、それは結果的に革命、少数民族の未来につながることでしょう。今後、キロランケが願った明日になるといいなあ……。
あなたはアシリパさんにはとんでもなく重いものを背負わせてしまったけど、そこには本当に腹がたつんだけども、自分の子どもたち、アシリパさんを含めた多くの子どもの未来のためになると思って行動してたんでしょ。アシリパさんを先頭に立たせようとするのは気に食わんが、気持ちはわかる。
キロランケ自身が辛い子ども時代を送ったのだろうし。いい未来になるといいな。
しかし、最後にウイルクのことがソフィアさんにバレなくて良かったね。ぶっ叩かれるどころじゃなかったよ。どうせバレるけどね……。
ソフィアさん、どこにいるんだろう。迷ってる?
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