ゴールデンカムイ207話「塹壕から見えた月」【本誌ネタバレ感想】有古の反逆と都丹の刺青

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休載明けの鶴見中尉!

ゴールデンカムイ207話を読みました。杉元とアシリパさんはすれ違ったまま鶴見陣営に切り替わり……あっちも気になるけど今回とんでもないことがありました。

207話はほとんどの内容がシリアスなんですけど、耐えきれなかったのかまた意味のない全裸カメラ目線コマ入りました。脱ぐ必要あった?

でもレアですよ。鶴見中尉とモス(鯉登父)。そして覗く宇佐美。

なんで立場が上のモスの尻を手拭いで叩いたんだろう……?モスももっと怒っていいよ

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刺青人皮の柄に心当たり?

有古は195話でひとりトニアンジを追い詰め、人皮を手に入れました。今回はおそらく持ち帰ったところからスタートです。

じっくりと人皮を吟味する鶴見中尉に、有古は興味深いことを話します。

ウイルクが描いた刺青の柄は、どうやらアイヌの女性が腕に彫っていた刺青と似ているというのです。それは地域によって少しずつ違うようですが、暗号の解読に役立つかどうかは不明。

刺青がひとつでも揃わなかったら……

そしてこれは後半でわかることですが、有古は鶴見中尉を裏切っています。トニアンジは生きていて、鶴見中尉に渡した人皮は偽物なんですね。

で、鶴見中尉は受け取った時点で偽物と気づいているんです。恐ろしいことに。

「よくぞ雪崩の中から死体を見つけ出したな」

野田サトル「ゴールデンカムイ」207話/集英社より

「一枚でも欠けたら金塊は永遠に誰にも見つからない可能性があると思うとひやりとする話だな…」

野田サトル「ゴールデンカムイ」207話/集英社より

これ、最初読んだときは「なんか引っかかる言い方だなあ」と感じる程度でしたが、最後まで読んで改めて読み返してみると、バレてたんだな、とよくわかります。

まあ、あんな雪崩から簡単に見つかるはずないんですよね……。で、鶴見中尉はトニアンジの刺青を事前に知っていたからこれを偽物と気づくことができたわけですが、知らなかったら永遠に金塊は見つからなかったかもしれない。「あぶねえあぶねえ」っていう。偽物だって知っててよかった~っていう。こわいな本当に。

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塹壕の中から見た月

鶴見中尉たちとの話が終わって外に出た有古。外にいた菊田は「月は同じだな」と声をかけます。

菊田、有古は二人とも顔に傷を負っていて、登別には療養のために滞在していた。その傷ができたのが、奉天会戦時です。爆撃された塹壕の中で、見つけてもらえないまま二人で夜を明かした。動けもせず、声を掛け合って生存確認しながら、ただ月を見ていたんです。

そのときの月と今日の月が変わらない、と言われ、少し考える様子の有古。焦っている風でもあります。この時点で菊田も裏切りに気づいてるんでしょうね。

新月の夜

何の意味もないかのように思える鶴見中尉とモスの全裸ページですが、鶴見中尉が先に出たモスに今日は新月だから足元に気を付けて、と言うコマがあります。

新月、といったらそりゃああの人でしょう。トニアンジです。ここで生きてた!!!!と歓喜!

195話からもう3か月以上たってるんじゃないでしょうか。

やっぱこういう時って生きてるんだな。海外ドラマでよくある復活ですよね。誰も死んだって言ってないじゃんっていうやつ。ちゃんと確認しないとわからない。

やはり鶴見陣営に有古の裏切りはバレていました。今回の内容から見るに、有古は土方とつながっていたようです。アイヌの有古の父は、のっぺらぼうに殺された7人のうちのひとりだった。おそらくそこから土方とつながったんだろう、というのが菊田の見解です。

まあトニを生かしている時点で土方さんとつながっているのは事実でしょう。追っ手に撃たれつつも全ての人皮を盗って脱出した有古は、トニアンジと合流します。新月の夜は逃げるのにうってつけ。トニアンジには有利な状況です。

でもその人皮たぶん偽物じゃない?頑張ってるとこ心苦しいんだけどそれ江渡貝くんのやつじゃない?

宇佐美にはかみつかれ、顔面を殴られ、その上撃たれて?かわいそうに……でも見た感じ顔面の損傷がほとんどなので、逃げる脚は無事なんじゃないでしょうか。

菊田&有古のふたりがグルなんだと思ってたら、有古だけだったとは。

逃げるにあたって人皮を奪いにきたであろう有古は、あるマキリを見つけます。見つけますっていうか、わざと見せられたんでしょうけど。これは死んだ有古の父のマキリでした。のっぺらぼうによる殺害事件の現場で遺品を回収したのは鶴見中尉。とすると、すでにそのころから有古は裏切る可能性のある人物として目を付けられていた?

それを知らされた菊田もかわいそうですね。生死を共にした相棒みたいな存在に……。私も菊田と有古はニコイチだと思ってたのに……。

次回、引き続き逃げる有古です。

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