ゴールデンカムイ233話「飴売り」【本誌ネタバレ感想】海賊房太郎を探す

ゴールデンカムイ 最新話ネタバレ感想 エンタメ
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ゴールデンカムイ最新話233話を読みました。

今回扉絵は福寿草(イトウの花)。本誌を追ってると季節感を忘れてしまいますが、また春がめぐってきました。杉元たちは「物売り」をたよりに海賊房太郎を探します。

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前回の感想はこちら↓

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刺青の物売りを探せ!


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前回、海賊房太郎について聞きまわっていた杉元たちは、入れ墨のある物売りがいる、という手がかりを得ます。無駄に顔がいい海賊が物売りをしているとは思えませんが、その線で探る杉元たち。

(最近頭巾ちゃんことヴァシリは影が薄いですが、ちゃんと一緒にいます。)

場所は歌志内。前回怪しげな物売りがいた炭鉱の町です。甘酒やパンを売る物売りがそこらにいて、飴売りもいました。

手っ取り早く刺青を確認するため、「どんな乳首してんのか見たい」と言って飴売りを脱がせようとする杉元。セクハラが過ぎる。飴売りは、金で飴を買って、乳首をただで見る気か、と突っ込みます。「じゃあ飴はいらないから」となおも食い下がる杉元に、「俺の乳首は安くない」とキレる飴売り。その背後でアシリパさんは神妙な顔(笑)

乳首をめぐる争いには敗北してしまいました。

白石が水をかけて脱がそうとしますが、結局怒らせてしまっただけで失敗に終わります。かわいそうな飴売り。

ハーイ、ジョージィ

今度は「IT」ネタです。金カムはどっちかっていうと「ミッドサマー」のほうが親和性ありそうですけどね。

先ほど飴売りに殴られ鼻血をたらした白石がペニーワイズに扮し、鞠を追いかける少年に「変な入れ墨の物売り」について尋ねます。意外とすんなり聞き出せて、拍子抜け。少年の鋼のメンタルにより「IT」~終~

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海賊が見つけるのが先か、海賊を見つけるのが先か

少年のいう変な入れ墨のヤツは、前回のアイツでした。ドレッドヘアっぽい人で、確かに変な入れ墨の男でした。顔中にいろんな入れ墨が彫られていて、前田家の加賀梅鉢みたいな梅鉢の紋もある。できれば極力お近づきになりたくないタイプ。

これを見た杉元はあからさまにがっかりしますが、その反応を見てニヤリとする男。こらえきれず笑いだします。

杉元と白石はすでに別の話題へ。平太師匠のメモを手掛かりに、沙流川へ行くか、または札幌の殺人事件を追ってみるか。

男の独り言を聞き逃さなかったのは、アシリパさんだけでした。

男は「若山の親分」もがっかりしていた、と言ったのです。若山の親分とは、親姫の親分ですね。アシリパさんは振り向きますが、男はトロッコに乗って遠ざかって行きます。

「金塊は絶対に見つけられないよ~~」

野田サトル「ゴールデンカムイ」/集英社より

という言葉を残して。

アシリパさんはすぐに杉元に声をかけて追います。

一方、徳富川近くのアイヌの集落。何やら海賊房太郎は米俵を賄賂に、アイヌの老人から埋蔵金の隠し場所について聞き出そうとしています。

老人の兄が埋蔵金に関わっていたというのです。老人は悪党(おそらくウイルクのこと)が移動させたあとの隠し場所は知らない、と言いますが、それでも元はどこにあったのか知りたいという海賊。さらに、埋蔵金はどの川で採れたものなのかも聞きます。

老人の答えは、平太師匠の鑑別どおりでした。徳富川、空知川、沙流川、知内川。

で、その複数の川で集められた金はどこに集められたのか?

海賊は、暗号を頼らない方法で金を探そうとしています。杉元たちが海賊にたどりつくのと、どっちが早いでしょうか。

次回は巻頭カラーです。

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