ゴールデンカムイ311話「アシリパの選択」【本誌ネタバレあり感想】ゴールデントリオ

ゴールデンカムイ 最新話ネタバレ感想 エンタメ
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ゴールデンカムイ最新話311話を読みました。
「乗ってみな?飛ぶぞ!!」と言われてももう飛んでいる。

なんか先週あたりから26、7巻まで?全話?無料をやっているだかやっていただかみたいですね。みんな地獄行きだ……

(4/7追記)予想通り重大発表は最終回告知でしたね……ちょっと受け止めきれない。

最後の最後にまた全話無料きました。しかも残り3話も毎回朝10時に無料公開という大盤振る舞い。読んでも単行本買いたくなるはずという自信からだそうです。みんな地獄行きだ!

ほんと買いたくなるよ!

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前回の感想はこちら↓

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ゴールデンカムイ 28 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

先週受け止めきれない出来事が起きた直後でもう鶴見中尉との戦いが始まる。何か考えている暇もありません。

まだ瞳にハイライトがもどらないアシリパさんは、ここから杉元と白石と別れてひとりで鶴見中尉と対峙するつもりのようで、ふたりには井戸に隠された金塊はあのままにして諦めてほしいと頼みます。これが多くの死を見てきたアシリパさんが出した答えでした。

自分を中心に敵味方問わずいろんな人が次々死んでいって(「みんな死んでいった」回想コマの中に谷垣がいるのはなぜ……。有古も死んでないので、現時点でアシリパさんが「死んだ」と思っている人だと捉えます)、今さら金塊を諦めてくれというまでに、アシリパさんは相当悩んだでしょう。あれだけ溶けまくって。

杉元にはウイルクが作った金貨を「たぶん10圓くらい(1円が現在の2~4万程度なので数十万くらい)」にはなると言って渡し、治療費に足りない分は自分がヒグマの胆嚢をたくさん獲ると言います。

白石には干からびたはんぺんを。まだはんぺん持っていたアシリパさん、本当にチンポ先生を尊敬してるんですね。白石ははんぺんならもらわないほうがいいくらいだと思うけど。

アシリパさんが示す代案はどう見積もってもこれまでの苦労に見合ってなくて、交渉というか本当に子どもの精一杯のお願いなんですよね。

こんなの「嫌だ」なんて言えない。まだ永倉さんや夏太郎は残ってるけど、アシリパさんにとって最初からの仲間は杉元と白石だけです。アシリパさんが死んでしまった人たちに対する責任の重さを承知慕上で、「今更」あと一歩というところまできて金塊を捨てさせるお願いをするのは、残った大切な人の命はその重さと比べても余るほどに重いからなのか。比べることはできなくても、大切な人まで失ってしまっては、アシリパさんはもう形を保っていられないでしょうしね。

ここでペラッペラのはんぺん一枚渡されてしょうがないなって許せる白石、本当にいい人すぎるんよ……。

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また始まりのふたりへ

ここで以前の杉元ならアシリパさんを白石に託して別れたのでしょうが、地獄に落ちる覚悟を見た後では違いますね。行くならアシリパさんとふたりで。白石を置いて行ったことに一抹の切なさはありますが、白石はいいやつだし、ずっと言ってるようにみんなのことを覚えておく要員なので。最後まで見届けられないのは本当に寂しいですけどね。

しかしこうなっては白石以外どうなるか本当に読めない。勝手に白石を置いて行って、絶対生きて再会しろよとは思うんですけど、わからない。

金塊を前にあれだけはしゃいだ白石もきっと約束は守るだろうし、誰もいなくなってしまっては救いがないですよね。これだけ未来がどうとかルーツやら人から人への継承やら描いてきて、自分のルーツを知らない根無し草の白石が、過去の仲間の思い出だけを持ってどう生きていくのか。あまりに悲しすぎる。

地獄行きの列車は先頭の連結がはずされ、あとはアシリパさん、杉元、鶴見中尉の3人だけ。ということはかぶりつき希望の月島軍曹も一抜けってことでいいのかな。

菊田さんが言ったように、鶴見中尉を倒すのはノラ坊であれ。

次回休載ありがとうございます……。ただし次号で重大発表はあるそうですよ。最終回カウントダウンかな。あと5年は終わらなくていいのに。

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コメント

  1. アシリパさん大好き より:

    こんにちは。
    またまたお邪魔しにきました。

    野田サトル先生の構成力、本当にすごいですね。永倉さんと夏太郎、キラウシと門倉部長が生き残っているけれど、彼らは金塊の隠し場所を知らない。第七師団は誰も辿り着けていませんから、杉元、アシリパ、白石の誰かから情報が漏れない限り、今後、誰にも見つかることはありません。

    アシリパが白石にはんぺんを渡したのは、土方さんや牛山たちのことを忘れないで、という気持ちが込められていたのでしょうね。杉元がアシリパに「相棒だろ」と言って鶴見中尉との最後の戦いに向かっていったのには涙が滲みました・・・。不死身の杉元、生き残ってアシリパと未来を共に歩んでいく覚悟を決めたのですね。

    鶴見中尉は斃され、杉元とアシリパは生き残り、小樽郊外のコタンに帰ると私は思います。狡猾な鶴見中尉のことですから、矢筒を囮にして、権利書は身につけているかも。もしかしたら、金塊争奪戦は、金塊は回収されず、権利書は鶴見中尉と共に炎に包まれ・・・という終焉を迎えるのかもしれませんね。月島軍曹は、ようやく鶴見中尉から解放されるのかしら。

    来週の重大発表、なんでしょうね。いよいよ、本編の最終回掲載号の発表でしょうか。まさかの実写映画化とかじゃないですよね・・・。

    最終回の大団円は、作中ではまだ絵として登場していないアイヌの大切な風習がアシリパのコタンで行われるのが描かれ、そこに杉元、アシリパ、白石に谷垣、キラウシや門倉部長、永倉さんと夏太郎にもいてほしいなぁと願いつつ、来週の発表を待ちます。

    • しゃかりき より:

      コメントありがとうございます。

      よしんば鶴見中尉が金塊の在り処を見つけたとしても、あれだけの騒動を起こしてしまっては第七師団の手勢があのまま残るとは思えませんし、鶴見中尉の勝利のハードルはかなり高くなってしまったと思います。それでも彼を突き動かすものがあるんですよね。鶴見中尉のことだからやけっぱちってわけでもないでしょうけど。

      重大発表、実写映画化だったらちょっと情報をシャットアウトしたいくらい落ち込みますね(笑)