休載と合併号でちょっとあきました。シャドーハウス52話は、ケイトたちとちょっと離れて星つきのエピソードです。
星つきでもとくにバーバラ&バービーのコンビはケイト&エミリコの立場から見ると嫌だなーと思っていましたが、52話を読むとめちゃくちゃいい子たちじゃん!!とコロッとやられてしまいました。
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前回の感想はこちら↓
星つきのリーダー・バーバラ
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バーバラは今までにも登場していましたが、どうもバービーの印象が強くてあまり人物像は見えてきませんでした。「すす」を出す量が他のお影様の比べものにならないくらい多い、ということくらい。
星つきのリーダーであるバーバラの生き人形・バービーもいろいろ決めつけるし嫌な奴だな~と思っていましたが、主人に対しては気遣いのできるいい子のようです。ケイトもそうですが、シャドーの子どもたちは朝起きると部屋中がすすで汚れています。
でもバーバラは尋常じゃないくらいすすを出すので、ほんとすごい。すすを出すって体調にも影響するらしく、バーバラは咳き込んでいます。バービーはそれを心配して、目が覚めるまでバーバラの手を握っていました。やさしい……。
バーバラって星つきの4人の中でもいちばん小さいんですよね。すす量を評価されてのことなんでしょうが、ちょっと荷が重すぎやしないかと思った。
ひとつ上の先輩ってまあ嫌なものです。忍たまでもそうだし。ケイトたちにとってバーバラたち星つきは目の上のたんこぶなんだけど、今回星つきの立場から見ると、彼女たちの上にはエドワードがいて、これはこれでめんどくさい。階級社会って結局こういう煩わしさから逃れられないんですね……。
星つきのキャラクター
ほかの星つきをみると、個性もいろいろ。ベンジャミンは生き人形のベンとそろって筋肉バカっぽく、これはジョンと会ったら気が合うまたはケンカになるかのどっちかだなあ。
スザンナとスージーは今までも結構登場しています。世話係です。ケイトの手紙作戦のときもハラハラさせられましたが、油断ならないペアですね。
もう一組。頭脳派のオリバーとオリー。今回は「移動型すす回収機」なるものを開発していましたが、部屋から出すことができないほど機会が巨大で移動できない、というオチ。お茶目だな……。
前のリーダー・クリストファーの謎
ひとつ謎が明かされたと思ったら、また謎浮上です。
ケイト&エミリコの先輩であるサラ&ミアは、バーバラのことをけちょんけちょんに言います。自分が星つきになればバーバラよりもみんなの信頼を得られるはずだ、バーバラは前のリーダーの足元にも及ばない、と。
前のリーダーはクリストファーというようです。サラたちが言うにはクリストファーはバーバラよりもいいリーダーだったそうですが、今はどこにいるのか?
このクリストファーの名を出した瞬間、筋肉のベンジャミン&ベンがマリーローズ&ローズマリーにつかみかかり、その名を口にするなと怒りをあらわにします。名前を言ってはいけないあの人なのか……。
現リーダーのバーバラは、ケイトの素行問題、エドワードからの指示(これについては52話の時点で詳細は説明されていません)に悩みます。
星つきの4人は本当にエドワードが嫌いみたいですね。エドワードってどこからも評価悪いな(笑)
バーバラは星つきをまとめ、さらにこどもたちの棟全体を管理する立場。52話を見る限り、きちんとつとめを果たす責任感のある女の子のようで、重圧に押しつぶされそうな感じにちょっとハラハラしてしまいます。バービーがあれだけ他人に噛みつくのも、バーバラの心配をしての行動なのかな。
クリストファーなら何か違ったのか、と不安そうにぼそっと尋ねるバーバラ。これはバービーが主人命!ってなるのもわかるな。
こう問われたバービーは、意識的にか無意識的にか、以前エミリコが顔をのぞかせた窓を振り返ります。名前が出るだけで、今存在しているかもわからないクリストファーの時代を懐かしんでも、どうにもなりません。
バービーはもしかして、ケイトとエミリコならあるいは、と思ったのでは?
今回のバーバラの人物像を見ると、ケイトの努力次第では仲間にできるんじゃないかな?と思いました。反体制的ではないけど、エドワードには反感を持っている。バービーなんかは多分主人が大切なだけのような気もするし。バーバラをたらし込んだらきっとバービーも仲間にできる気がします。
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