映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』レビューと考察|待ってた!真選組回

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引用元:映画.com
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実写版映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』を観てきました。

前作からキャラクターも増えたこともあり、マンネリ感はありませんでした。むしろアニメ版でも第1作の紅桜編を劇場版にしていたので、そっちのほうが「またか~」という感じ。

「真選組動乱篇」は原作の長編シリーズでも人気で、やっと真選組にスポットがあてられた作品でもあります。

 

原作との違いや見どころポイントを感想とともに紹介します。

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あらすじ

仕事がなく、家主のお登勢に家賃を払う余裕もない万事屋のメンバー。お妙が勤めるキャバクラや近くの床屋でバイトをするも、行くところ行くところで将軍・徳川茂々に出くわしとんでもない無礼をはたらく。

そのころ、真選組では入隊1年の伊東鴨太郎が持ち上げられていた。突然第二の人格(ヘタレのオタク)である「トッシー」になってしまった副長・土方は、自分が作った局中法度を幾度も破りついには真選組をクビになってしまう。

土方がヘタレた人格に体を支配されている間に、伊東は沖田をも抱き込み、局長・近藤の暗殺計画が進む。裏には将軍暗殺を目論む高杉がいる。

土方は人格を失ってしまう前に「真選組を守ってくれ」と犬猿の仲である銀時に頼み込むのだった。

キャスト

坂田銀時 – 小栗旬

志村新八 – 菅田将暉

神楽 – 橋本環奈

土方十四郎 – 柳楽優弥

伊東鴨太郎 – 三浦春馬

沖田総悟 – 吉沢亮

河上万斉 – 窪田正孝

徳川茂々 – 勝地涼

猿飛あやめ – 夏菜

ほか

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感想

本編の内容には全く関係ないですが、前作に引き続き佐藤二朗がおもしろかった。福田作品にはなくてはならない存在ですね。

 

やっと…!真選組主役回

今作の見どころは何といっても真選組が主役であることでしょう。「真選組動乱篇」は原作の長編シリーズでも屈指の人気エピソードです。前作のスピンオフドラマで「ミツバ篇」をやりましたが、これを映画にしてもよかったのに。

それくらい真選組回には感動ものが多い印象があります。

 

動乱篇では局長の近藤さんは基本ヒロインポジションで見どころはありません。(この人のためにみんな戦ってる!感はある)

かっこいいのはやはり土方・沖田ですね。

原作でもそうでしたが、土方はトッシーまじりの演説がいいな~と思いました。柳楽さんも何かの番組で言ってましたが、土方よりもトッシーが似合うんじゃないかと。トッシーいいですよねえ。

演説もオタクあるあるで早口でまくしたてるんですが、どこか土方さんが残っていてかっこいい。トッシーと土方さんでは声のトーンが変わるんですよ。ちゃんと演じ分けていてさすがでした。そもそもタバコを咥えてるのにしゃべれるのがすごい。

 

沖田は、土方を裏切ると見せかけて伊東側につく立場。

沖田からしたら「副長の座さえあればどうでもいい」らしいですが。言わなくても情はあることはわかります。

近藤さん暗殺の場である列車内での立ち回りシーンは、アニメでも名場面のひとつ。たった一人で敵数十人を相手にとるという、狂気じみた姿が印象的です。

原作はもう75巻を迎え、最近本誌では完結しました(厳密にはしてない)が、全編通してもこれほど沖田がかっこいい場面はないのでは?

実写版でいうとるろ剣くらいのかっこよさがあります。

それでまた吉沢亮が美しいんですよねえ……。

列車内の戦闘シーンでは神楽とのコンビネーションもいいので、この二人のCPで推している人にはたまらないでしょう。

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原作との違いは?

  • 将軍

今作は原作の動乱篇にはない内容も入っています。主に将軍登場部分ですね。原作では将軍回は短編ものが多く、キャバクラも床屋も別々です。

今作では、「万事屋の仕事がない」→「バイトをする」→「将軍に出くわす(実は暗殺計画があってあえてうろうろしてた)」→「真選組助けてギャラをもらう」という流れがあり、うまく入れ込んだな~と思いました。

こうでもしないと将軍を入れ込む隙はないですからね。

 

  • ヘタレの経緯

土方がトッシーになる経緯も原作と違います。原作では土方がオタクがとり憑いた刀を手にしてしまい、人格と体を乗っ取られてしまうという流れでした。映画では、伊東が邪魔な土方を消すために「ヘタレ人格のチップ」を埋め込むという設定。

刀うんぬんのエピソードを省略するためでしょうか。原作ではこの後もトッシーとちょっと付き合っていくことになるんですが、映画ではチップが砕け散ってあっさりとトッシーとサヨナラという展開でした。

 

  • 銀時離脱

将軍暗殺を絡めているため、今作ではなぜか銀さんが途中離脱して江戸にもどります。そこで河上万斉と戦うんですが、この展開は原作と大筋は変わりません。

どこで服着替えたんだろう……という疑問はありますが、戦闘シーンは力が入っていました。

 

小ネタが笑える

福田作品の魅力ってちょいちょい挟んでくるオマージュネタですよね。銀魂という作品自体そういうところがあるので、もともと性質が似ているのがいい作用なのかも。

原作でもよくジブリやドラゴンボールなどをネタにしていて「そこまでやって大丈夫?」と心配になるほど。今回も映画だけじゃなくdTVのドラマ版でもメーテルやらピッコロやらが出てきます。

中でも笑ったのがネコバスならぬ「あらいぐまバス」です(笑)

まんまネコバスで顔だけ違い、ドアが開く「みょーーん」ていう感じの音もそのまんま。

銀さんはこれに乗って一時離脱し江戸にもどるんです。シリアスなのやらギャグなのやら……。

前回も確かナウシカもどきが出てきてメーヴェもどきに乗る展開がありました。全部源外が持ってきた(連れてきた)道具です。

 

映画の最初と最後も小ネタです。

アニメの劇場版も「映画泥棒」を絡めていましたが、やっぱり実写版でも(笑)この作品に関しては何もないわけがないですね。

そして最後、なんかさわやかなエンドロールが始まったなあと思ったら、「作詞作曲:坂田銀時」的な小栗旬の歌でした。おしゃれなPVみたいな感じです。

もちろん、新八のツッコミが入った後で本物のエンディング(ちゃんとかっこいい)があります。

 

まとめ

笑えるところはたくさんあり、前作同様楽しめました。ただやっぱり中だるみ感は拭えないかも。どうしても二次元を三次元にしてしまうと作り物っぽさがあり、コメディは内輪だけで楽しんでる感がある。これはどうしようもないのかも……。逆に勇者ヨシヒコくらいの低予算ドラマならちょうどいいのかもしれません。

第3作を作るようなことも言っているので、次はどのエピソードになるのか楽しみです。個人的には吉原篇だったらいいなーと思います。

 

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