ゴールデンカムイ250話「打ち上げ花火」【本誌ネタバレ感想】がっかりさせたい尾形とウエジ

ゴールデンカムイ 最新話ネタバレ感想 エンタメ
スポンサーリンク

ゴールデンカムイ最新話250話を読みました。およそ1か月ぶりの本誌です。

こう間が空くと本当にドキドキする。

ゴールデンカムイ最新話はヤンジャンの無料アプリヤンジャン!で発売日の0時からすぐに読むことができます。毎日ゴールドを貯めれば基本的に無料。また、待てない場合でも一話60ゴールド(60円)で読めます。

ネットに転がっている転載漫画を読むよりは、公式にお金を落としましょう(読者には無料でも、動画再生広告などでちゃんと公式に利益が出る仕組みです)。

\無料アプリをダウンロード/

ヤンジャン!アプリで読む

前回の感想はこちら↓

スポンサーリンク

エンカウント


ゴールデンカムイ 23 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

門倉部長の前に宇佐美登場というところで終わった前回、何も複数囮がいる中で門倉部長のとこ行かなくても……。

第七師団メンバーは鯉登、菊田、二階堂、月島、そして宇佐美ですが、宇佐美だけ単独行動しています。宇佐美上等兵はどこだ、と探す鯉登少尉に、菊田さんはぼそっと「精○探偵でもしているんじゃないですか」と明後日の方を見ながら言う。それ、誰もわからないネタですよ。

門倉部長はもう万事休すという感じです。麦酒工場が広すぎて「精子が足りない」とほざく宇佐美(真面目な顔して「フー」とため息をつく)に心の中でツッコミを入れる余裕はあるみたいですが、門倉部長が言う通りこいつはジャックザリッパーよりヤバい男です。

この宇佐美の登場は本当に誤算でしたね。門倉チームの残りのふたりは牛山とキラウシで、牛山は相手が第七師団の人間であることに気づいていますが、ずっこけた門倉部長が宇佐美にバレてしまったものだから、困ったことに。

宇佐美は門倉部長に再会してちょっとうれしそうですが、門倉部長の姿を見て

「男娼にまで身を落として…おいたわしや!!」

野田サトル「ゴールデンカムイ」250話/集英社より

と。

おいたわしや(笑)

カドクラはもうどうしたらいいかわからなかったんでしょうね。「きゃあああ!!」と叫ぶと、牛山が飛び出して宇佐美を攻撃(とうぜん宇佐美は迎撃)。

○子探偵とチンポ先生と肛門の門倉(*)が一堂に会してしまったよ。

キラウシは本来犯人が現れたときに上げるはずの合図の打ち上げ花火を上げてしまいます。カドクラを助けるためか、またはあの「きゃあああ!!」が合図だったのか……(笑)

カドクラの悲鳴を聞いてこれはヤバいと思って上げたならキラウシかわいいですね。

しかしこれで辺りが一気に明るくなって、何かとんでもないことになる予感。

アシリパさんだけが尾形を救える?

杉元組では、杉元はとにかくアシリパさんが周りから見える場所に出ないように注意します。尾形は土方陣営に杉元たちが加わってから姿をくらましましたが、いつもどこからか狙っている。ここでも当然遠くから狙っているはずです。

尾形がこの金塊争奪戦に何のために臨んでいるのかわからない以上、警戒するに越したことはありません。本当に金塊を狙っているならばアシリパさんを殺すことはできないでしょうが、そうじゃなかった場合が危ない。金塊を手に入れることが第一としても、今は土方陣営にも鶴見陣営にも戻ることはできません(スパイでなければ)。自分が金塊を手に入れることができないならばアシリパさんを殺してこの争奪戦をめちゃくちゃにしてやろう、そう考えていてもおかしくないというのが杉元の意見です。

アシリパさんは

「みんなをがっかりさせたい」ってことなのか?

野田サトル「ゴールデンカムイ」250話/集英社より

と言いつつ、どうも引っかかっている様子です。

樺太で、

「お前らのような奴がいて良いはずがないんだ」

野田サトル「ゴールデンカムイ」250話/集英社より

という尾形の言葉を聞いたのはアシリパさんだけです。

勇作さんに似た高潔なアシリパさんを前にしていたからこそ出た苛立ち紛れの本音で、普段なら誰に何を言われたとしても鼻で笑って顔に出すこともなかったでしょう。

そういう尾形の顔を見たのがアシリパさんだけだとすると、もうここから尾形をどうにかできるのはアシリパさんだけです。

そもそも、誰も尾形のことなんて深く考えようとは思ってない(多分こうだろうという考えはあっても)し、「ちょっと待って、本当にそうか?」と立ち止まって尾形について考えようというのはアシリパさんしかいないですからね。

勇作さんでもどうにもできなかったことは、勇作さんと重なるアシリパさんにしかできない。しかし、勇作さんがもし生きていたところでアシリパさんと同じ答えを出すべくもないとは思います。

スポンサーリンク

ウエジの過去

ここでウエジの過去話が入るとは思いませんでした。どうやら、ウエジはエリートの生まれだったようです。父親は函館戦争で武功を上げた人物で、ウエジはその息子として立派な軍人になることを期待されていました。家族だけでなく、おそらく親戚、近所、周りのすべてから「君のお父さんは立派だ」「期待に応えろ」と追い込まれ続けたことでしょう。しかし、友達はひとりもおらず、幼年学校では問題を起こした(なんとなく些細な問題だったと予想)。「私をがっかりさせるな」と言う父の言葉がどれほど重くのしかかっていたか。

前にウエジが犬を〇〇してしまいましたが、ここにつながるのか。子どものころのウエジが飼っていた犬は何かとんでもない殺され方をしたりしたのか、それともウエジ自身がプッツンきてやってしまったとかいうことはあるのだろうか……。

ところで、ここでもまた父親との確執です。

ウエジは父親と瓜二つ。期待され、逃げ道はなかった。その期待に応えようとしたのでしょうが、結果は父親をがっかりさせるものだった。

「私をがっかりさせるな」。今のウエジはこの言葉に逆らうようにして生きています。立派な父そっくりの顔は入れ墨だらけで面影はなく、誘い込んだ子供をお菓子などで期待させては、驚かせたり恐怖させたりしてその表情を楽しむ。ウエジは「父親をがっかりさせる」ために行動している。

で、ここで思い出したいのが先ほどのアシリパさんの台詞です。尾形はみんなをがっかりさせたいということなのか。ウエジのキーワードに尾形がかかってきました。

父との確執、周りからの過度な期待(花沢の子として軍神にまつり上げる云々)、というのも重なります。期待されるというのは勇作さんとも重なる部分ではありますね。勇作さんは父の期待に応えられず苦しんだことはあったんだろうか……。

違うのは、尾形は父親に一度も期待されたことはなく、むしろ期待されたい(愛されたい)と願い、父に愛される弟に成り代わってでも祝福されたかった。

共通点はあるのですが、むしろ対比されているんでしょうね。ウエジの行動原理は「父親をがっかりさせる」ことですが、尾形は期待されたい(というかまずは自分を見てもらいたい)人でした。とすると、尾形は本当に「みんなをがっかりさせたい」のか?ここでアシリパさんの疑問に戻ります。

尾形が本当にがっかりさせるつもりなら闇落ちして終わり。そうじゃないなら、例えばここで尾形がウエジを殺すとか、そういう展開になるのでは?

ちょっと尾形のことは本当にわからないので何とも言えませんが、これもアシリパさんが鍵ですね。

ていうか、あのとんでもなくヤバいやつという感じのウエジがああなった原因としてはかなり軽い方に思えるのがまた……。今までの彼らの過去がエグすぎるんだ。

全員集合

本物のジャックザリッパーは土方組のほうに現れ、土方さんがとっ捕まえる途中でしたが、あんな花火が上がったんじゃ……。どうなる。

鶴見中尉もやってきましたよ。当然尾形もヴァシリもこの場にいますし、全員集合です。

コメント