ゴールデンカムイ最新話278話を読みました。
今回の杉元ずっとフリチン。
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前回の感想はこちら↓
勇作じゃなかった……
ゴールデンカムイ 25 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
鶴見中尉らの登場により予想がつかなくなった童貞防衛作戦。カエコ嬢が殺されると思い杉元は全裸で飛び出してきました。その間、「コイツが祝福された弟か」と思っている尾形の顔芸をお楽しみください。
杉元は全裸なので、宇佐美や月島軍曹らとの取っ組み合いはさながら古代オリンピックです。ちょっと古代ギリシアに思いをはせてしまいました。
杉元はアシリパさんに前からも後ろからも股間見られちゃってるわけですが、その前にカエコ嬢からも見られてたんですね。顔面のすぐ前に股間つきつけられ玉裏を見ちゃってるカエコさん、ズドンするチャンスなんだけど、まあこの状況ではカエコさんがズドンできたとしても当初するはずだったのズドンでオギャーはできませんよね。
今回読んでて一番気になったのは、股間修正が単行本になったときどうなるかです。どうなるんだろう。
注目したいのは、乱闘の間中ずっと笑っていた尾形が、「勇作ではない」という鶴見中尉の言葉で「なあんだ……」みたいな顔をしているところです。こいつが勇作さんだったらよかったのにね。
笑ってただけの尾形は月島軍曹に「笑ってないで止めろ」と言われていましたが、尾形に肉弾戦期待されても……。
カエコの恋
前回、ドア越しにした杉元との会話の中で、カエコ嬢はこの人が「花沢勇作」ではないことはわかったはずです。今回の乱闘は菊田さんの決死の乱入によって止められふたりは部屋から出ますが、そのとき出くわした本物の「花沢勇作」を見てカエコ嬢は何を思ったのでしょう。
あの笑顔は、本物を目にしても「この人(杉元)と結婚する!」と決めた自分の目に狂いはなかった、という笑顔のような気がします。最初手を引いて走っていたのは杉元でしたが、勇作さんとエンカウントして先に前に進んだのはカエコ嬢でした(※なおこの間も杉元は全裸)。
直後、偽物と知ってもあなたと結婚したいと言うカエコ嬢に、ハマ子は「学友を見返したいからでしょう」と指摘しますが、顔をキラキラさせて杉元の手を引いて走っていくカエコ嬢にはそれだけじゃない思いがあったと思います。「顔がいい」っていうのが大きかったかもしれませんが、杉元に恋をしたのは嘘ではなかったのでしょう。
でも、「行き遅れとかいう価値観なんてクソ喰らえ」と言ってのけたハマ子、ハマ子!!!「成績優秀」で「身体強健」、お嬢様自身が持ってるものだけで素敵だ、優秀さを証明できる、と言うハマ子の言葉、これもカエコ嬢を救ってくれたのではないでしょうか。
カエコ嬢、たった数話で魅力を余すところなく見せてくれましたね。のちにカエコは財界の大物と浮名を流したり、日露戦争時は婦人会に属して看護したり未亡人を援助したりするようですが、この財界の大物って渋沢栄一では……?
尾形と勇作
一方、本当の初対面を果たした尾形と勇作さん。
勇作さんは全裸の杉元に出くわしておいて「どうして裸なんだい?」って言うんですけど、それだけ?アンタ落ち着きすぎでは?
この後尾形と勇作さんの間に、尾形を「兄様、兄様」と慕うようになるだけの何かが起こったのでは?とか考えていましたが、そんなこともなさそうで。ていうか勇作さん、この時点で尾形を「兄」と認識してなさそうですよね……?ただ敬礼するだけで、相手に注目しているのは尾形のほうだけ。しかし尾形も、勇作(仮)が愉快すぎて、本物の勇作さんのこと「つまんねえ奴」とでも思ってそうですね。
なんというか、勇作さんには余白がないんでしょうね。勇作さんが魅力ないとかそういうことではないんですけど(いつも汗とばしてかわいいし)。
地獄行きの特等席
菊田さんは自分が始めた作戦が失敗したとはいえ、体を張って杉元を逃がしました。杉元をかばって撃たれるって、結構弟に重ねてないですか、これ。
これから陸軍に入るという杉元を突き放すように、全部忘れろと言う菊田さん。「地獄行きの特等席」というのは、勇作さんどうこうの話ではなくてやっぱり弟のことなんでしょうか。
でも、形見の帽子をずっとナマの股間に当てられてるんじゃ、冷たく突き放したくもなりますわな。
カエコさん、なんでズボン持ってきてくれなかったんだ。
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