ゴールデンカムイ283話「神の刺青」【本誌ネタバレあり感想】今まで脱がなかったわけ

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ゴールデンカムイ最新話283話を読みました。

初登場から脱ぐ人もいれば、出し惜しみする人もいて、脱ぐタイミングには理由がある。

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前回の感想はこちら↓


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死角のない城郭

五稜郭で戦いの準備を進める杉元たち。

読者向けに土方おじいちゃんが解説してくれるのがありがたいですね。

五稜郭は星型なので、それぞれ張り出した角に兵を配置すれば死角がなくなるというわけです。まあそもそもが籠城戦では籠城側が有利なのですが、これは中世の戦に限った話で、秀吉以降はそんなことない感じになってるのでちょっと油断できない。籠城が有利だというのも、後詰(援軍)ありきの話なので、どうかなあ。兵力だけでいうと圧倒的に第七師団が多そうですしね。

中世の戦はまあまあ知ってるけど近代の戦い方はよくわかんないのでなんともいえませんが。

そういえば五稜郭って、今残ってる遺構の外側に一部を除いて土塁があったそうですが、ゴールデンカムイではそのあたりどうなってるんでしょう。前回までの描写から確認するの失念していました。今回見た感じ、星の外はぼやーっとしていてよくわからない。土塁なさそうですね?

杉元はさらに塹壕を掘るようです。

ソフィアの選択

援軍のソフィアは、やっぱり14時間前の出発時にやりとりしていたみたいですね。

120名を引き連れて北海道に来ていたソフィアは、あの鶴見中尉とのやりとりの後、たぶん今までの考えとは違う決断をしたんじゃないでしょうか。樺太以降はユルバルスの敵討ちに全振りしていた感じでしたが、土方と手を結んで、ウイルクが目指した多民族国家を、そしてゆくゆくはキロランケが望んだ極東ロシアを含む極東連邦国家をめざすことを宣言します。

ウイルクとキロランケは方向性の違いから仲違いしてしまいましたが、ソフィアは両者の遺志を尊重する道を選びました。

また、ソフィアが上に立つ者としていいのは、鶴見中尉のように洗脳まがいのことをして下々を従えるのではなく、「ついて来るか決めてくれ」と相手側にゆだねているところでしょう。

盲目的に従う集団と、個々の選択の末に集った集団、どっちが強いんでしょうね。

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尾形の夢

ソフィアが列車の中で宣言する中、同じ車両だか近くだかに乗っていたのが尾形です。フードかぶっておねんねする尾形、まつげがかわいいと思ったのは私だけではあるまい。

目を閉じた尾形が夢を見ているのか、はたまた過去を回想しているのか、どちらかわかりませんが、子守歌を歌う母に寝かしつけられる幼い尾形。散々「祝福されない」とかなんとか言って、尾形にも母に愛されたらしき記憶はあるんじゃないですか。いや、これをもって「愛された」と断定することはできないけど、少なくとも親として子に向ける気持ちはあって、ネグレクトだったわけではなさそうですし。

てっきり子育てはじいさんばあさん任せなのかと思ったけど、そうでもなかったんですかね。

それにしてもこわいのは子守歌です。「通りゃんせ」ってまあ歌詞からしてこわいのに、それを子を寝かしつけるのに歌うか?

通りゃんせって、川越の童歌でしたっけ。スパイの侵入を防ぐための見張りが厳しくてこわいっていう。

「行きはよいよい 帰りはこわい」

入る時も何の用か聞かれるんで、行きも帰りもこわいと思うけど……。

この歌詞、今後の何かの暗示でしょうか。

まあ、尾形と頭巾ちゃんの様子が気になっていたので、ちらっとでも登場してよかった。あれから狙撃戦繰り広げたようなこともなく、それぞれ順当に列車に乗って函館をめざしているようで何よりです。

頭巾ちゃんはまたフンフンご機嫌に馬と一緒で、貨物の車両に乗って、魔女宅のキキかな?

また、鶴見中尉も列車の時刻を守ることなく無理やり向かってるようで上々ですね(よくない)。自身は列車乗ってないので、何か別の手段で向かう可能性もありそうです。

脱いだ!

かつて、門倉の前面全裸シーンに意味があり、次に脱いだとき驚きがあったように、この作品において「脱ぐ/脱がない」は意味があることです。とうとう土方さんが脱ぎました。全裸フリチンOKの白石に対して、土方さんは事務所NGなのかと思っていましたが。いつも鉄壁の守りだったのに。

土方さんは白石や杉元に兵糧庫の地面を掘らせていました。前回当てずっぽうに提案したのかと思いきやそうではなく、土方さんに彫られた刺青の「神」の文字が、ちょうど兵糧庫に重なるからだというのです。

ここで土方さんの半裸初お目見えですよ。漢字は「麻・智・菩・国・右・神・右・肢・玩・光・理・煙(?)」。

じいさんとは思えない肉体、さすが……。

やっぱり「神」は特別だという認識なんですね。

明日は26巻発売、いそがしい。

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