ゴールデンカムイ260話「死守」【本誌ネタバレ感想】失われた信仰

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ゴールデンカムイ最新話260話を読みました。

先週のラストがアレなので気が気ではなかった……。今週はアニカム、本誌、ファンブックで忙しいですね。

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前回の感想はこちら↓

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アシリパか鯉登少尉か


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前回、月島軍曹がちょっと目を話した隙に水の中へ引きずり込まれた鯉登少尉。軍刀と眉毛のノリを忘れて……。

月島軍曹はもちろん鯉登少尉を心配するのですが、鯉登少尉はどうしたのかと尋ねられるアシリパさんのほうは知ったこっちゃねえんですよね。煙をだいぶ吸っているでしょうし、このままここにいては鶴見陣営にとらわれてしまう。

月島軍曹は当然アシリパさんの捕獲を優先すべきなのですが、アシリパさんの攻撃を止めつつ、背後で音がすればオトノシンのほうが気になってしまうのです……。アシリパさんから引きずり込まれたことを聞くと驚愕の顔。一度はアシリパさんを優先するのですが……。

……結局鯉登少尉を助けに行ってしまうんです。最高かよ。

鯉登少尉の台詞って「月島」が一番多いんじゃないでしょうかね。信頼と実績の月島。

水の中じゃ負けなしの房太郎は一番の武器である長髪を使って首を絞めていたのですが、月島軍曹に撃たれたことで劣勢に。また泳いでどこかへ行ってしまいます。

鯉登少尉は礼を言う前にまず「アシリパはどうした」と尋ねる。月島軍曹がアシリパさんではなく自分を助けることを優先したと知るや叱責するところ、いやだいぶ上官らしくなりましたよね。軍曹の行動はもちろんほめられたものではありませんが、ずっとふたりの関係を追ってきた中でこういうふうに描かれると、祝杯を挙げたくなるレベルでおめでたい。

鶴見劇場をかぶりつきで見たいと言っていた、感情を殺した男がですよ。文字通り鶴見中尉に「滅私奉公」してたのに、優先すべき任務を放棄して私情を優先し、鯉登少尉を助けたんですよ。軍曹も光の申し子オトノシンにちょっとずつ引っ張られていい感じですね。

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もう繕えない

アシリパさんはひとり逃げていましたが、杉元と合流すること叶わず二階堂に捕まりました。二階堂の義手のお箸が役に立つときが来た。二階堂お手柄~~!とはいえ二階堂は杉元が死んだと嘘をつかれていたので、そのことで鶴見中尉にぷんすこ。それに対して「あそう!でも良かったじゃないか」と鶴見中尉も軽い軽い。

そこに遅れて月島軍曹、鯉登少尉も戻るのですが、月島軍曹の報告を遮って鯉登少尉が地下での出来事(刺青を持つ房太郎を逃したこと、杉元、牛山がいたことなど)を報告します。

あまりにもなめらかに。

鯉登少尉本人は途中で気づくのですが、自分の流ちょうなしゃべりに動じてしまったその反応が良くない……。焦る鯉登少尉の横で、月島軍曹はめちゃくちゃこわい顔をしています。これはどういう感情なんだろうな。

鶴見中尉の前ではスムーズにしゃべることができなかった鯉登少尉ですが、樺太の度を経て、鶴見中尉に対する無条件の信仰は失われてしまいました。樺太を出る直前に月島軍曹から話を聞いた後のあのジタバタはどう見ても無理してやってた感があったもんね。鶴見中尉の正体がどうあれ、最後まで見届けるつもりでいた鯉登少尉は態度を変えるつもりはなかったのでしょうが、うっかり出ちゃったのかな……。

鶴見中尉はこの後どう反応するんだろうな……。もういろいろ材料がそろった後だし、鯉登のコネクションは必要ないと見て放置するのか、それとも……。

とりあえずはその点に触れず、鶴見中尉はもうこれ以上深追いする必要はない、宇佐美上等兵が持ってきたので十分(←死んだ宇佐美が聞いたらまたイっちゃうやつ)、アシリパさんも確保し、撤収に入ると宣言。

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期待を裏切らない男、門倉

房太郎は銃で撃たれながらも逃げおおせ、アシリパさんを奪い返そうと焦っている様子。そこへ怒れる杉元登場。目の前でアシリパさんを掻っ攫われたわけですから、怒り毛怒り毛。次回、房太郎は無事でいられるんでしょうか。

さて、土方さんは一応白石や門倉を待っていました。しかしこのまま大火事のビール工場に留まるわけにはいきませんから、そう時間は残っていない。ここで門倉部長の心配をしてるのはキラウシだけなんですよね……。いい奴だな本当に。「*」の話した仲だもんね。

当の門倉は一応意識はあるようで、でも動けもしないし、もう死ぬつもりで土方さんに心の中で別れを告げているところでした。そこへ工場の高い煙突が根元から崩れて建物に倒れる。キラウシ、門倉の名を叫ぶ。

ここからはピタゴラスイッチの要領で、崩れる建物内で奇跡的に階段を転げ落ちた門倉、階段の柵が曲がって飛び出した先に奇跡的に服が引っかかり、ぐるんと動いて奇跡的にそっと布団に下ろされるという、ミラクルコンボ。最後に枕元にビールでオチ。階段さん、掛布団までかけてくれて優しい。

門倉ってやっぱり幸運の星のもとに生まれたんだと思う。あとは偽物人皮が濡れたのがどう作用するかが楽しみですね。

しかしこういうコメディが挟まれた後は急転直下でやばいやつが来るのが定番なので、次回がこわい。

今日はファンブックも同時に発売ですが、電子じゃなくて本で注文したからまだ来ません。杉元の誕生日や出身地はもう公式Twitterで公開されてましたね。

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