ゴールデンカムイ225話「貧民窟」【本誌ネタバレ感想】宇佐美の過去編突入

ゴールデンカムイ 最新話ネタバレ感想 エンタメ
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ゴールデンカムイ最新話225話を読みました。

前回に続き海賊の話かと思いきや、場面変わって鶴見陣営。ついに宇佐美の過去編に突入です。

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前回の感想はこちら↓

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札幌の連続殺人事件、囚人のしわざ?

札幌の、貧民窟と呼ばれる東地区で、猟奇的な殺人事件が立て続けに起こりました。この貧民窟はまあ治安のよくない地域で、暴力、病気、性、入り混じった貧しい地域です。

犯人は刺青人皮の男。殺された女性が最期に発した言葉によると、どうやら日本人には見えない顔立ち?と思われます。

この囚人、顔はコナンの犯人のごとく判別できない黒塗りですが、なんかシルエットを見るに、マントを着用していてシルクハットをかぶっています。凶器はナイフと思しき刃物。そして、狙うのは娼婦ばかり。

こりゃもう、何が元ネタかすぐわかりますね。十中八九切り裂きジャックでしょう。ジャック・ザ・リッパーっぽい和名なんですかね?

土方陣営・鶴見陣営ともに動く

土方陣営の動き

この事件は当然新聞に載って話題となり、土方陣営の元にも情報は届きました。

このころ新聞記者をしていた石川啄木(例によって残念)は、土方さん永倉さんらに詳細を語って聞かせます。

土方さんは、監獄囚の中で誰か心当たりはないか、と門倉部長に尋ねます。24人の囚人のうち、同じ監獄にいても面識がなく知らない人物もいるのでしょう。白石も平太師匠のこと知らなかったですしね。

するとやっぱり心当たりはあるようで。10年ほど前に横浜で遊女を刺して収監された男がいたそうです。ここでもやっぱりそういう職業の女性。

この陣営は門倉部長がいるから便利です。役に立たないと思っても結構役に立つ人ですよね。

このまま同じような事件が繰り返され、犯人が捕まりでもしたら厄介です。刺青を回収できません。土方さんは、警察が捕まえる前に、そして第七師団が嗅ぎ付けてかっさらう前に動くことを決めます。

(ちなみに、尾形は引き続き左目左手での銃の練習。まだ飛ぶ鳥には当たりません。ちょっとかすってるので、上達はしているようです。がんばれ)

鶴見陣営の動き

一方、鶴見陣営はオホーツク海沿岸にいました。ここでも新聞で事件を知ります。囚人の仕業だろうと考えた鶴見中尉は、菊田と宇佐美を派遣することに。

なんでこの二人なんでしょうね。超相性悪いのに。

お互いに嫌がる様子を見せますが(特に菊田さん)、鶴見中尉は「宇佐美はきっと札幌で役に立つ」と言います。

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宇佐美の過去

発砲するふりをする兵

明治28年、鶴見中尉は新潟の新発田にいました。

おそらく柔道?の師匠らしき武田先生に、戦地での「面白い話」を聞かせます。

いわく、長期間厳しい訓練を受けたはずの兵士が、いざ実際の戦場に出ると発砲するふりをするのだ、と。発砲するふりだったり、あえて敵兵を狙わずに撃ったり。こういう話はアメリカの南北戦争でもあったといいます。

ちなみに、前年の明治27年は日清戦争が勃発した年です。それまで戦といえば武士階級がするものでしたし、明治になってしばらくも、軍を担ったのは職業軍人です。そんななか、徴兵令で招集された兵士たちが初めて体験した大きな戦争が日清戦争でした。

戦とはかかわりのない暮らしをしてきた一般人にとって、戦争という名分があっても人を撃つことには抵抗があったでしょう。

宇佐美少年

はい、満を持して宇佐美の過去編です。

帰省していたであろう鶴見中尉がここで出会ったのが、14歳だった宇佐美時重少年です。やっと下の名前が出ましたね。どうも宇佐美もボンボンっぽい。

この時点で14歳ということは、日露戦争終了時は24歳だったということですね。

野外で、つながれた馬の後ろに子どもたちが集まっていたのを、鶴見中尉が「馬の後ろに立つと蹴られるから危ない」と注意していたところ。弾む心を抑えられない感じの宇佐美少年が声を掛けます。

「篤四郎さん」呼びで、もうずいぶん知った仲のよう。鶴見中尉は月島・鯉登とヤンチャな不良を手玉にとってたらし込んできましたが(鯉登は単行本の加筆で随分ヤンチャぶりが加速しています)、宇佐美少年はすでにたらし込み後っぽい(笑)。

頬を上気させたシンメトリー顔の宇佐美少年。

おそらく来週も引き続き宇佐美過去編が続くんだと思うのですが、現在軸も並行するのかな?土方陣営とかち合うっぽいです。宇佐美、門倉部長と再会か(笑)

今回気になったのは、馬。

回想に入る前、さらに殺人事件を追うことを命じられる前、宇佐美はなぜか馬を殺している(たぶん)のです。なぜ?これと、回想で出てきた馬が何かつながりがあると思うのですが、何なんでしょう。

そしてこの明治28年って月島への接触の前年なんですよね。鶴見中尉と宇佐美の関係が今のところ陣営の誰よりも長いのが驚きだ……。宇佐美のことはどんなふうにたらし込んだのでしょうね。

長岡藩について

あの、鶴見、月島、宇佐美と続けて新潟出身者が出てくると、どうしても長岡藩とのつながりを考えてしまいます。

この作品、薩摩(花沢親子・鯉登親子)と水戸(尾形 ※母方の出身が茨城)と、新政府側と幕府側に分かれています。まあ戊辰戦争では水戸は新政府側についたのですが……

幕末、薩摩も水戸も「次の将軍は慶喜に」という考えで一致して結託していましたが、その後の関係は悪化します。

慶喜がいざ将軍になると、その頃には慶喜を将軍に推していた島津斉彬は亡く、国父さまこと島津久光(斉彬の腹違いの弟)が実権を握っていました。

この久光の時代になってから関係は悪化し、このころ薩摩は倒幕の流れに。結果を見ると明らかですが、薩摩は新政府を背負って立つ存在になりましたが、親藩の御三家・水戸は落ちぶれたもんです。外様の薩摩は今や上に立つ存在へ。

明治はそういう時代です。

じゃあ新潟は何?っていうと、長岡藩です。長岡藩といえば北越戦争。河井継之助が有名ですね。

河井継之助は戊辰戦争でどうしたかというと、天下の新政府軍に恭順を迫られても従わず、武力をもって中立の立場を示しました。

このあと新政府と旧幕府の調停を試みようとしたりいろいろあったのですが、奥羽列藩同盟に加わって奥羽越列藩同盟に。北越戦争の勃発です。これで列藩同盟は敗れ、長岡藩は随分痛い目にあいました。

鹿児島、茨城、新潟。どうも因縁を感じますよね……

いつか鶴見中尉の過去も語られるんでしょうが、やっぱり士族の出なんじゃないかなあと思います。長岡の。

コメント

  1. すん より:

    刺青の囚人が出てくるたび、
    初めの鉄砲の囚人が言っていた殺し合いや、事故などで亡くなった囚人が
    ほとんど居なくなってきているのが疑問に思います。

    • しゃかりき より:

      その辺どうなのでしょうね。
      殺し合いについては謎ですが、今ある刺青の持ち主のうち、すでに故人で作中で語られることはなかった人物も数人いますので、おそらくそれではないでしょうか。
      津山の33人殺しについては鶴見中尉らが捕まえて皮を手に入れたようですが、夕張の炭鉱で見つかった皮、茨戸編で取引の材料にされていた皮などがそれにあたるのでは?と思っています。