シャドーハウス53話「喜びの会」【本誌ネタバレ感想】洗脳されないために

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シャドーハウス最新話53話を読みました。

ジョンとショーンの洗脳を解いたケイトとエミリコでしたが、洗脳を避けるための苦労は続きます。

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エミリコとショーンの協力体制


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ジョンとショーンの洗脳を解いたものの、シャドーハウス長年の運営体制はちっとも揺らいでないことを思うと、今後その体制下で洗脳を避けながらやっていくのは大変そうです。

生き人形の部屋にはもともと鍵がついていましたが、エミリコがケイトの部屋の外を探ってみると見張られている模様。お影さまの部屋には鍵こそついていないものの、監視をかいくぐっては出られない仕様になっています。

これはもともと監視されているのか、それともケイトの動きを怪しんだためケイトだけ監視されているのかは不明ですが、動きにくいったらない!

ケイトはもしやジョンが何かしでかしたのか、と不安を覚えます。だって、脳筋だから……。

生き人形のほうは交流する機会がありますから、エミリコは大掃除のタイミングでショーンと話してみる、と言います。

用意がいいショーン

ショーンは脳筋ジョンの顔ではありますが、ジョンよりも頭が冴えています。早朝、エミリコが部屋までやってくるのを見越して、部屋のドアの口のところにパンを置いて目印にしていました。

ショーンは洗脳を解いた方法を伝え、洗脳中のことを思い出しながら洗脳珈琲の力がどの程度なのか考察。

洗脳珈琲は一時的に頭がそれでいっぱいになるほど洗脳されはするものの、徐々に効果は薄れて冷静になっていくので、一杯飲んだ程度では完全に洗脳されない、と結論付けます。

ゆえに、あれから時間が経ってしまった今でも、ルウとリッキーの洗脳を解くチャンスはあるということです。

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週に一度の喜びの会

生き人形の大掃除。

エミリコは知らない間に2班分もの生き人形がいなくなっていることに驚きます。生き人形がダメだと判断されたのか、それともお影さまに何かあったのか……

エミリコはシャドーハウスの実態を少しずつ知る中で、このシャドーハウスは楽しい場所ではなく、もしかしたらみんな「楽しそう」にしているだけなのかもしれない、と考えます。みんなこれで幸せなのか?

今後洗脳されることなく、その疑問を持ち続けてほしいなあ……。

と、大掃除が終わったところで、星付きが「喜びの会」を始める、と言います。

みんな待ちわびていた、という様子です。

注射器のようなもので黒い液体(洗脳珈琲とおそらく同じ)を吸い出し、一人ずつ口へ流していきます。量はスプーン一杯程度。

エミリコは袖の黒い部分に吐き出し、事なきを得ました。男子の服は袖が白いので、エミリコが機転を利かせてショーンの珈琲を自分の袖に吐き出させます。

珈琲を口にした生き人形たちは、みんな興奮してシャドーへの忠誠を誓い、シャドーに仕えることが何よりの幸せなのだ、と口々に叫びます。みんな幸せそうだ……。

珈琲の洗脳は持続しないといっても、週に一度「喜びの会」で強制的に飲まされたのでは、埒があきません。エミリコとショーンも、次回以降の回避策を考える必要がありそうです。

エミリコは「喜びの会」についてケイトに報告。星付きが珈琲を管理していることから、反体制として動くためにも、ケイトは自分たちも星付きを目指そう、と覚悟を決めるのでした。

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